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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

登録日時: Mar 2010

PDF電子書籍「Evernoteハンドブック」を読んでみた

ここのところEvernote周辺がホットなようだ。つい昨日にEvernote日本語版が登場したほか、2冊のEvernote関連書籍が登場、キヤノン製スキャナの対応など、イロイロと動きがあるみたい。
僕自身もEvernoteのヘビーユーザーであるということもあり、関心の高い分野。まず手始めにPDF電子書籍として登場した「Evernoteハンドブック」を購入してダウンロード…実際に試してみることにした。

この電子書籍は「iPhone情報整理術」の著者である堀正岳さん・佐々木正吾さん、そして「シゴタノ」などで活躍されている大橋悦夫さんの3名により、Evernoteの基本的な使い方から、実践面までが解説されたもの。
僕自身のポイントとしては以下の点が参考になった。

  1. Evernote利用方法であまり馴染みがなかった機能の理解
  2. いくつかのEvernote利用法事例
  3. Evernoteのそもそものコンセプト

1. Evernote利用方法であまり馴染みがなかった機能の理解

僕個人の立場として言えば、同ソフトの操作方法について一通り理解している&情報収集しているので、目新しい部分はそれほど多くないというのが正直なところ(これはどのソフト解説書にも基本的に言えることなのかもしれないが…)
とは言え、Evernote検索のTIPSなど細かい部分で欠落していた知識がいくつもあり、これを補うという意味では一定のプラス面はあったとは思う。

逆にEvernoteをそれほど頻繁に利用しておらず、もっと活用してみたいなと思っている方にとっては、参考になる点も多いかと思う。

2. いくつかのEvernote利用法事例

この部分が僕にとっては一番参考になったかなという感じがする。Evernoteは人によって様々な使い方、応用方法があるだけに、こういう風にも使えるんだ…という気づきというか、自分への刺激になる。一方で、まだまだ事例が少ないのではないかな…という印象もあり、この部分が増強されると、かなり面白いのではないだろうか。

ただ「Evernoteハンドブック」はPDFという形態で電子出版され、今後もバージョンアップを繰り返していく…ということなので、改善がもしかすると期待できるかも。例えばver.1.1でまずは事例をどんどん追加できるWeb(例えばWikiなど)へのリンクを書籍に貼って集合知的に情報を集積し、その中から優秀・ユニークな内容をver. 2に反映させるなど方法はありそうだ。


EvernoteハンドブックはPDF書籍なので、傍線書き込みやコメントなども入れられる。
利用アプリはMac OS X標準のPreview

3. Evernoteのそもそものコンセプト

正直、書籍内容とは若干ずれるが、一番心に残ったことはEvernote CEOによる序文でEvernoteが「第2の脳」を目指すというビジョンを明確にしていたストーリーだったりする。

「このサービスはこれからのあなたの人生にずっと寄り添い続けて、日々の面白いできごとをすべて忘れることなく憶えていられるようにしてくれるのですよ」、と。そして、この答えで全てなんだということが、他に付け加えるべき点がないということが相手の腑に落ちるまでちょっと間をおきます。皆さんのために「第2の脳」を作ること、それが私たちの唯一の目標なのです。

Evernote自身をもし僕が単に技術的な面からだけ説明すれば「クラウドを利用したノート輪プリケーションサービスで、文字のほか写真などを貼り付けることもできる。また画像の文字認識などもできる」…という感じになる。これではまず伝わらないし、賛同者もめちゃくちゃ少なかっただろう。一見複雑で説明が難しいEvernoteというサービスを「第2の脳」を目指すという非常に理解しやすいビジョンとして提示した事が、Evernoteブレイクの1つの大きな要因であると思う。

ビジネスでよく「わかりやすい商品でないと売れない」というが、筋が一本キッチリと通ったビジョンを示すことで、「わかりやすくさせる」ことは可能だと意識を新たにした次第だ。

今回はとりあえずこのくらいまで。Evernote関連はこれから情報が増えてくると思うので、僕も自分の琴線に触れる内容があれば、少しずつ本ブログのエントリとしていきたいと思う。