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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

登録日時: Apr 2010

週末読書:ピーターの法則 – 創造的無能のすすめ

更新期間がまた空いた…4月に勤務先の組織体制が変わってドタバタするほか、いろいろと考える時間も必要だったりしたのだ(これでも!)。
さて、マネージメントについてふとイロイロ考える上でTwitterで「ちょっと面白いよ」…と、教わった本「ピーターの法則 – 創造的無能のすすめ」を読んでみた。要はダメ課長やダメ部長がどうして作られるのか?大組織が「なぜこうなった?」という状況に陥ってしまうかを説明した書籍である。
概要について以下にWikipediaから引用をしてみる。

ピーターの法則とは組織構成員の労働に関する社会学の法則。

  1. 能力主義の階層社会に於いて、人間は能力の極限まで出世する。すると有能な平(ひら)構成員も無能な中間管理職になる。
  2. 時が経つに連れて人間は悉く出世していく。無能な平構成員はそのまま平構成員の地位に落ち着き、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人間で埋め尽くされる。
  3. その組織の仕事は、まだ出世の余地のある、無能レベルに達していない人間によって遂行される。

要は現場で優秀だった技術者や営業が、いざ昇進すると管理能力に問題があってダメ主任・ダメ課長になってしまう。また中間管理職としてまでは優秀だったが、いざ本部長などに昇進すると、そのレイヤーで適切な経営的能力を持っておらず、結果ダメ部長や極めて頼りない取締役ができあがってしまうという、それは「世間によくある話」

そして、そうした話は単なる人材のミスマッチではなく構造上の問題、骨絡みな話なんだよ…と、その仕組みを社会学的に説明している(?)のが「ピーターの法則」ということ。

企業は、事業への損害を最小限にとどめるために、系統立てて無能な者から管理職(一般に中間管理職)に昇進させて行く傾向がある。

上記引用はWikipediaに掲載されているマンガのディルバート由来の「ディルバートの法則」で、この「ピーターの法則」の内容をさらに皮肉タップリに表現したもののようだ。
いずれにしても「ピーターの法則」はまるで「マーフィーの法則」のように「あるある」…と笑えて、そしてあまりにも「あり過ぎる」ので次第に悲しい笑いになってしまう内容だ。

書籍「ピーターの法則」では昇進により無能になってしまう状況を防ぐ個人ベースの予防法として「創造的無能」を説く…つまりストレートに昇進を断るのではなく、周囲から昇進の話を持ちかけられないよう工夫することにより、この悪しき構造から解脱するということ。

さて、自分の立場に舞い戻る。一応世間で言うところの管理職という肩書きだけはついている。今後「創造的無能」を使うかはともかく、何らかのカタチで自分の能力をうまく発揮できる立場、強みを使えるポジションをうまく確保しなくてはいけない…というのが正直な考えである。「なぜこうなった?」と言われるような変な状態・変な立場に陥って周囲に迷惑をかける前に、ちゃんとプランを考えていかないと…ね