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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

登録日時: Apr 2009

3というマジックナンバー

three

プレゼンの方法などに関する本(例:戦略的プレゼンテーションの技術をいくつか読むと、メリットを3つ挙げて…とか、選択肢を3つ用意して、大項目を3つにして…というように「3」という数字がマジックナンバーのように、よく出てくることが多い。“なんとなく”わかった気になるのだが、理由を知りたいなと思っていた。そして、和田秀樹さんの「深く考え、すぐ動け―スピード発想の極意」を読んで、「3」の持つ意味が少し解り始めた気がするので、少し紹介したい。

  1. 2者択一は選択する側にストレスを生む
  2. 3つの要素は多すぎず、少なすぎない
  3. 3つは奇数である

1. 2者択一は選択する側にストレスを生む

A案にしますか?それともB案?という質問、Yes?それともNo? 2択のどちらかで白黒をつけるのは心理的に圧迫感がある。もう1つのC案という第3の選択肢を提示することで、選択に対するストレスが低減する。同書では、自分の判断方法という意味で書かれていたが、当然プレゼンされた側が選択を行う時にも有効だろう。
また、3つ目のC案に発想の飛躍を持ち込んだり、若干はみ出した内容にすることで、可能性を示す…結果として本命のAかB案に落ち着くにしても迷いが無くなる(少なくなる)という効果があるという。

2. 3つの要素は多すぎず、少なすぎない

1つしか案を提示しないのは論外だが、3つの案というのは安定感があり、「ちゃんと多く考えてきた」という認識になりやすい。ただし4以上の案では「多すぎる、もっと絞り込めないのか?」という印象が強くなってしまうという。

選択肢以外のプレゼンについて。例えば何かの「強み」を挙げるときも上記同様に3つ挙げることで多すぎず、少なすぎないという印象を与える。発言側は「あれも言いたい、これも言いたい」になりがちだが、絞り込んで3つに収斂させると伝わりやすい。(言いたい事を沢山言った挙げ句、受け入れられなかったら元も子もない。)

3. 3は奇数である

3は奇数…当たり前だが、結果として2で割り切れないので同点にならないという事。具体例としてある商品のメリットの提示を考えてみる。プレゼンでメリットを3つ提示した場合、仮にお客様が3つのうち、2つに納得していただけたら、「2対1」でかなりお客様はその商品に対して良い評価/結論を出していただける。1対2になってアウトになるかもしれないが、いずれにしても判断が早い。

では奇数なら何でも良いか?と言えば仮に「7」を挙げれば、4対3で微妙に優勢…という状況も考えられる。この場合簡単に判断が付くか?と言えば、「もうちょっとじっくり考えてから」となる。2対1でも4対3でも1点差には変わりないが、心理的な差は全然違う。
プレゼンを“結論を導く/判断するための場”と考えるならば、要素を3つ提示することで、逆にクリアな判断を得やすいというポイントがあると言える。