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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

登録日時: May 2009

頭の良い怠け者になろう(?)

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」という本を読んでみた。著者は本田直之さん…ビジネス本“レバレッジ”シリーズを出し、いわゆる効率的に何かを成し遂げるには?という内容を多く書いている。それだけに若干“自己啓発”的なタイトルに逆に違和感を感じて手に取った。
結論から言えば、同書でも彼の言っていることは変わっていない。敢えてまとめて言ってしまえば、「頭の良い面倒くさがりや、頭の良い怠け者になろう!」という事。そして、そのためのアプローチ、方法論が具体的にかみ砕いて説明されているのが、同書…ということになる。従って、面倒くさがりな人のモチベーションを上げるとか自己啓発といった内容では全然無いので注意。

頭の良い怠け者…という話を聞くとすぐに思い出すのが、よく組織論で言われるような台詞(フォン・ゼークトの言葉といわれるが実際は出所不明らしい – Wikipedia)。

頭の良い怠け者は指揮官にしろ。
頭の良い働き者は参謀にしろ。
頭の悪い怠け者は兵士にしろ。
頭の悪い働き者は銃殺しろ。

最後の銃殺…のところはよくジョークに使われたりもするが、肝は“頭の良い怠け者”の方。指揮官・司令官にしろ…というのは、要は根が怠け者なので最小限の労力で最大限の成果を得る方法、ゴールへの最短距離を合理的に考えるからというのが理由。頭の悪い働き者のポジションは若干異なるが、実社会に当てはめてみると、実は下のような図になるのではないか(適当にでっち上げたが、元ネタは日本に起業家が少ない理由 – Chikirinの日記から)。

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こう考えると怠け者の選択肢が見えてくる。怠け者だからこそ頭を使って高効率化・最短距離化を目指せば起業家・自由業タイプ、ところが頭が良くない・活かせないとニートもしくはホームレスになってしまうという事だ。よく元ニートもしくは元ホームレスからベンチャー社長へという話があるが、潜在的に頭が良く、右下の象眼から左に移動できたのが理由だろうと勝手に解釈する。尚、自分も怠け者タイプであるため、無い頭を使ってでも左側の象眼に行かないとかなりヤバい…ということになる。

ちなみに、「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」で書かれている内容は、“イマドキ”のビジネス本、ライフハック本等で紹介されている内容とかなりダブり、また自分が現在トライしている/トライしようとしている事と多くが被っているのも事実(全部ちゃんとやっているか?はまた別の話)。

そうした類の本を読んでいない方は、最初の効率化のためのフレームワーク、チェックリストとして本書を活用してみるのも良いかもしれない。もちろん、中には「ノートPCは4〜5ヶ月ごとに買い換える」なんていう資金力が無いと難しい事もあったりする。こうした内容の書籍全般に言えることだが、全部をフォローする必要は無い、自分に合う内容を吸収すればよいと思っている。

Amazon書評によれば、本書の内容は同著者の「レバレッジ・マネジメント」をかみ砕いて生活に落とし込んだモノだ…と多くある。内容が簡単過ぎるという印象なら、「〜マネジメント」の方を読んでみるのも良いかもしれない。私も同書は未読だが、すでにこれから読む本として買ってあるので、次はそちらにトライする予定。