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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

登録日時: May 2009

パーソナルブランディング – その他大勢から浮上するには?

パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す以前に助走期間ブログ » レバレッジ・マネジメント – ブランドを作り出すには?というエントリで、書籍「レバレッジ・マネジメント」での内容…比較的小さな会社でこそブランディングを行う事が勧められている話を書いた。今回はより小さな企業(個人事務所的)やフリーランス、起業家を対象にして書かれた「パーソナルブランディング」という本を読んだので、同書についてのメモを今回は書いてみる。

  1. 埋もれないように具体的な差別化をする
  2. 自身の人間としてのキャラクターを前面に出す
  3. パーソナルブランディングの具体的手法

1. 埋もれないように具体的な仕事内容の差別化をする

同書は突き詰めて書いてしまえば、“どのようにして他者と差別化するか?”という方法。そしてその方法として、市場を細分化して自分が極めて優位になれる領域を作り出してしまうこと、そして個人を前面に押し出すこと人の繋がり・キャラクターによるお客様との密接な繋がりを作っていくという事と言えるだろう。そのようにして、その他大勢に埋もれる状態から、真っ先に思い出してもらえる存在、お客様にファン/応援団になってもらえるようにするカタチを作っていくという事が“パーソナルブランディング”という事になる。

同書ではまず自分のポジションや属性を明確化していくことが第一と言っている。例えば、単なる「広告・パッケージデザイナー」ではなく、革新的な販促方法を求める広告エージェンシーに向けて商品パッケージやロゴを専門にデザインしているデザイナーだったり、単なる「公認会計士」ではなく、中堅企業を大手企業へと発展させるための財務的な解決方法に関するブレーン – これらのように位置づけることで対象となる顧客や自分のマーケット、そして何が得意か?といった差別化ポイントがクリアになる。

2. 自身の人間としてのキャラクターを前面に出す

人はよくわからない企業より人に親しみを感じ、また覚えるのも早い。従って自分の個人的なキャラクターを前面に出していく事が、お客様にファンになってもらうための近道となる。単純に仕事内容での業務に留まらず、パーソナリティーを前面に出していく事がブランディングで重要なポイントだという。

具体的に、無味乾燥ではなく、自分の好きなこと、ライフスタイル、場合によっては家族などプライベートな部分の情報も提供する。例えば、野球が好きで草野球チームのメンバーである、生粋の地元出身であるといった事など。
またオフィス内装や服装、持ち物などに関しても統一して自分の好み、キャラクターを出していく。自分自身が自分のビジネスの看板になる事で、より親しみを持ってもらえ、認知されやすくなる。

3. パーソナルブランディングの具体的手法

「パーソナルブランディング」では、上記の内容が明確になったら、次に具体的な手法で上記の表現したい内容をアピールしていく手法について説明している。以下のようなものがあるが、特に不思議になるような変化球的アプローチは無い。

  • パーソナルパンフレット
  • パーソナルロゴ
  • パーソナルWebサイト
  • パーソナルポストカード
  • PR・広報
  • ネットワーキング(人脈)

あっけないほど手法としては普通。ポイントは、品質の高いデザインを行うこと、そして何よりも自分の差別化ポイントやキャラクターを的確に伝わる表現しているか?という事になる。また、当然ながらデザインなどの表現自身が、通り一遍ではない個人を識別しやすいものになっている事が重要だという。

助走期間ブログ » レバレッジ・マネジメント – ブランドを作り出すには?で紹介した会社のブランディングでは、経営者自身が会社の看板になる事が一つの大きなポイントだと挙げられていた。小企業やフリーランスでも同様に自分が自分のビジネスの看板になるというのがポイント。

この本の対象は起業家、フリーランス、店舗経営といった人たちを主な想定読者にしているので、会社勤めの人には若干ピンと来ない部分があるだろう(ビジネスマン向けとしては「ブランド人になれ!」がよく勧められている)。また翻訳本なので、具体的な手法など日本の実情とは違うのではないか?と思わせる部分も少なくない。それでも基本的な他者との差別化、自分のマーケットの明確化、そしてそこに自分のキャラクターを強く出していくという面で非常に参考になる。私自身がどのようにアピールをしていくのか?そして他の方のパーソナルブランディングをどうお手伝いできるのか?など、勉強になる部分は多くある本であった。