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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

登録日時: May 2009

アイデアのちから – どうやって人の記憶・印象に残るカタチをつくるのか?

アイデアのちから書籍「アイデアのちから」を読み終えた。原題は「Made to Stick」––– いってみれば人の心にひっつくにはどうすれば良いのか?という事。人の記憶・印象に残り広まりやすくできるためにはある一定の法則があり、それをフレームワークとして活用していくことで、広告・マーケティング等の天才でなくても心に“ひっつかせられる”優秀なアイデア・企画を作ることが出来るという内容。

具体的には以下のSUCCESsという6つのチェック項目に当てはまるかどうか?が、成功するポイントだという。

  1. Simple – 単純明快である
  2. Unexpected – 意外性がある
  3. Concrete – 具体的である
  4. Credentialed – 信頼性がある
  5. Emotional – 感情に訴える
  6. Story – 物語性がある

内容が正しい事・革新的な事を述べても、言い方・表現の仕方で、人々に覚えてもらえるかもしれないし、忘れられるかもしれない。ならば、デザインなどのアイデアや企画を提示する側の自分がこうしたフレームワークを知っておいて、全く損はない。各項目をどのようにして満足させるか?に関しても書籍内で具体的なサンプルも掲載されているほか、巻末にはチェックリストも用意されている。こういう広めかたをしたい…という場合、あらかじめ確認したいものだ。

尚、同書は口を酸っぱくして「知の呪縛」に捕らわれないように!と言っている。発信する側は、それに関連した様々な情報・知識を持っているため、どうしても受け取る側がわかるだろう・専門情報に関心を持ってくれるだろうという錯覚に陥りやすいという。しかし実際の受け手は関連情報を持っていない、もしくは関心が持てないため、呪縛に陥ったまま発信した内容はスルーされてしまうという事だ。
情報を発信する際には受け手の気持ちにどれだけひっかかることが出来るのか?というポイントをまず第一に考えていかないといけない。

自分のアイデアの世の中に広くアピールすること、ひいては広告キャンペーンを成功させること、もしくは社内に経営理念を確実に浸透させること、コンペで他者より印象深いプレゼンをすること…等々、立場に違いはあっても様々な人が応用をいくらでも考えつくことが出来る。様々な立場の方にお勧めしたい本…正直言えば秘密にしておきたいような、素敵な虎の巻だと思う。