文字サイズ:

助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

タグ記事一覧

“Book”タグをつけられた記事一覧です。

登録日時: Aug 2009

苦手分野の勉強は、マンガでわかった気に。

r0010611

更新の間がまたしても開いてしまった。言い訳をすれば、慣れない勤務先ではやはり疲労の度合いがまだ違う。どうしても気楽なSNSに比べて、少し頭を使う本ブログの更新から遠のいてしまった感がある…いかん、いかん。

最近、財務・経理の基礎の基礎だけでも勉強した方が良い…と考え、その手の本を買って週末に読んでいた。僕の仕事はいわゆるクリエイティブ系に属するので、割と縁の遠い世界ではあった。とはいえ、どうしても年を食ってくると、事業全体を企画する…もしくは少なくとも企画の手伝いをするというコトが増え、予算、利益構造の問題など、財務絡みの事柄から逃げるワケにもいかなくなってきている。そういえば、トム・ピータースの本などでも、プロジェクトをブチ上げるためには財務の知識を身につける必要がある…と説かれていたっけ[参照:トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 – ホワイトカラー革命に対応できるプロになれ!という情熱を持った煽動]。

そんなことから、財務・経理の本職向けの本…というより、財務の概念全体をバクっと説明してくれる本がないものか…と思い、見つけたのが「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」そして続編の「美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?」の2冊。両方ともストーリー形式で財務に対する知識を一から勉強させてくれるという内容。マンガ版もあり、私はそちらの方をチョイス。

内容は父を継いで右も左もわからないまま服飾メーカー社長になってしまった、元デザイナーの主人公にコンサルタントがレクチャーし、傾いた会社を再生させる…というもの。私の主人公以下のレベルでしか財務のことをわかっていない。ストーリー仕立てであることやマンガであることなどから、かなりスッと頭に入ってくるのが良い。ストーリーとしてはかなり陳腐なものなのだが、物語というカタチを取ることで、具体的なイメージをしやすい。

同じ著者で会計と経営をストーリー仕立てで学べる「会計課長 団達也が行く! 」なんていうのもある。いずれにしても若干苦手めな分野の概要をサッと勉強するには、このように(いくばくかでも)楽しめるマンガやストーリー仕立てのカタチはハードルが低くて良いね。

登録日時: Jul 2009

今年の3月から読んだ本 ––– よく読んだモノだ。

r00104951

上に掲載している写真は、本棚の今年の3月半ばに前職を離れてから読んだ本の大多数。他に美術書など大きめの本もいくつもあり、合計で200冊にちょっと欠けるくらいといったところか。普段仕事をしているとなかなか本をまとめて読むチャンスも少ないのだが、今回はかなりまとめて読みまくる機会ができたのは良いことだったし、次に繋がる習慣化も強められた。

以前に多読に関して書いたこともあったが(助走期間ブログ » 読書について(1/3) – 多読 多くの本を読む、違った視点の本を読む)、あらためて読みまくると、いろいろと自分自身がどれだけ不勉強かが解り、もっと努力が必要な事を実感する ––– 少なくとも二次無能力からは脱出できているという事なのかもしれない。(助走期間ブログ » リファクタリング・ウェットウェア – 脳を再設計する方法

特に一番良かった点はあらためて多くの書籍を読むクセをつけた事で、読む本が無いと不安になる…時間があれば、1日1冊以上平気で読んでしまうというレベルまで習慣性を強化できた点ではないだろうか?
実は7月15日よりある会社に正社員として勤務することになり、これからは読書の時間確保が少し難しくなるかもしれない。そうした時に、少しでも時間があれば本を読んでいないと落ち着かない…というように癖になっているのは継続する上で良いモチベーションだ。

ある大学の先生より「何か求職していたというよりサパティカルを取っていたみたいな感じだね…。」と言われたことがある。前職と次の会社の間でやっていたいろいろな事が、わずかでも今後の血肉になってくれる事を願っている。

登録日時: Jul 2009

ファシリテーション基礎講座のための勉強 – 予習が一段落

r0010499

以前のエントリ「助走期間ブログ » ファシリテーションの勉強を少し本格化」でも書いたように、7月18日に日本ファシリテーション協会が主催する「ファシリテーション基礎講座」に参加予定。そしてそのための予習用として「積ん読」しておいた4冊のファシリテーション関連の書籍はなんとか読み終えることができた。

もちろんファシリテーションは、人とのコミュニケーション技術。人と実際にいろいろと体験して初めてモノになるのは間違いない。実際にチームの人たちがコミュニケーションをもとに新しい発見をできるか?、そしてどうやってチームの力を引き出すか?(実勢出来るようにするか?)という事がポイント…いわば集団・組織に対するコーチングとでもいうべき技法…なので、知識だけでは全然ダメな事はわかっている。前記のように講座を受けて体験したり、可能であれば実務で活用する…などして、はじめて使いこなせるようになるのだろう。

正直な話をすれば、これからガンガンとファシリテーター(やコーチ)の仕事をしていこう…という考えは持っていない。必要とされると言われる共感性や分析思考といったものは私の強み(助走期間ブログ » Strength Finder結果)には含まれていないようだし、やはりクリエイター的仕事を中心にしていきたい。
ただし、Web関連、ソフト開発関連のように様々な分野のプロフェッショナルの知識を集約しないと実現できないような仕事に関わっている以上、どこかでチームの力を引き出すという事…ファシリテーションの知識などが必要とされていくる場面が出てくることも間違いないだろうとも考えている。そうした側面から現在勉強をしている次第。

尚、冒頭に書いたとおり一通りファシリテーションの本などに目を通した後は、必要と思われるところなどや自分なりのメモを取り出した、実践方法ノートなどをまとめていく作業に入り、継続して勉強していく予定だ。

登録日時: Jul 2009

整理HACKS! – 久しぶりに登場したHacks!シリーズ

整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣PLANNING HACKS!」や「IDEA HACKS!」などで評価が高く、また私も楽しんで読むことが出来たHacks!シリーズの最新刊「整理HACKS!小山隆介 著が出たので、早速買って読んでみた。単に部屋や仕事場の机の整理方法に留まらず、様々なライフハックのアイデアが掲載されており、「整理」というキーワードに惑わされない「ライフハック本」だと認識した方が良いかもしれない。
また、以前のHacksシリーズと比べてもiPhoneやクラウドのネットサービスを活用するハック手法の紹介が増えており、より参考になる人もいるだろうし、逆にちょっと自分には合わないかも…と思ってしまう場合もあるかもしれない。

書類整理ハック手法に関しては、PFU SnapScanによって書類、書籍などはデジタル化してしまって紙モノはすぐに捨てる。またデータはSugarSyncなどのクラウド系サービスにより「いつでも・どこでも・iPhoneでも」また、別サーバに持つことでデータ消失リスクも少ない点などが挙げられたりしている。他にもEvernoteGMailの利用ティップス等々。

正直、ある程度の規模の会社に勤めていると、そう簡単に外部サービスを使う事がコンプライアンス上などの理由でできない可能性がある等、若干以前よりもハックをする人を選ぶ傾向が出てきたかな?という感じだ。逆に、私の場合はそうしたサービスを既にパーソナル目的でガンガン使い倒している方であるため、そうした情報の必要度はそれほど高くはなかった。
どちらかと言えば、紹介されているような各サービスをそのまんま使いこなすか?というより、その根本のコンセプトである、データをどのように持ち、どのように活用すれば効率的か?という部分を参考にして、自分の環境に当てはめてみる…という1ステップ踏んだハックの応用を考えた方が良い。

もちろん、他にも不要な本はどんどん捨てることで、整理できるだけではなく、もっと本を買おうという気に自分をさせる方法や、報告書の書き方、果ては上手な通販の使い方など「すぐに役立つ」系のハックもいくつも掲載されている。(それが「整理」なのか?という疑問は置いておいて)
こうしたHack系の本は、1つか2つ自分に合うヒントが得られればそれでOKくらいの気楽な気持ちで読んだ方が良いのではないか?と思っている。そうした意味で、私はこの本で紹介されている89+1のうち、応用する事も含めて8コ使えそうなアイデアを見つけたので、まぁ元は取った方かな?と思う。

最後のおまけ的ハックとしてPokenを利用する事が紹介されていた。既にネットユーザーの間で話題も一巡した感じのある電子名刺Pokenだが、こうした本に紹介されて普及が進むとPoken利用可能な機会が増え、利便性が高まるかもしれない。ちなみに私はPokenを手に入れよう…と思いながらいつも買いそびれていたので、ちょっとこの機会に手に入れてみるのも悪くないか?と思っている。

[参考リンク]シゴタノ! —    『整理HACKS!』-進化したライフハック

登録日時: Jul 2009

影響力の武器/影響力の武器 実践編 – こんなにも実は誘導を受ける要素がある

r0010485-2

書籍「影響力の武器」と、その続編の「影響力の武器 実践編」の2冊をまとめて読み終えた。これは私たちが「自分のアタマで判断している」と思っていても知らず知らずに、何らかのカタチで影響を受けている様々な事について説明。販売・マーケティングや勧誘などテクニックに使われていること、また様々な事例・実際の調査から、私たちにはどのような「バイアス」が潜んでいるか?の謎解き、そしてどうやって人を誘導するのか?といったテクニックを明らかにする内容。

例えば、何か簡単なモノ、試供品などを見込み客にまずあげる事で、相手に“何か買わなくてはいけない”という意識にさせる返報性を利用することや、常に一貫した状態でありたいという意識を利用して、1回OKなら次もOKだよね?というように相手から同意を得る…といった方法などが紹介されている。正直に言って、私としてはこうしたテクニックをバリバリに使って他人を騙して大儲け!という方向性にいくキャラではないのだが、自分が実は持っている認知バイアスや「リファクタリング・ウェットウェア」で言うところのバグを「既知」にしておくのは有意義な事だと思う。

書かれている内容でそのまま使えるかな?と思ったのは、「さりげなく能力を際だたせる」という章で自己宣伝を第3者に頼むということ。例えば顧客に対してプレゼンをする場合などに、自分から「この技術の専門化で、この道15年。これほどの実績があり〜」と言うよりも、同行している同僚が自分の事を紹介をした方が全然説得力が何故かあるというモノ。同僚なので利害は実際には一致しているのだが、それでも自分で自画自賛する時よりも相手が納得しやすいという事。背景には「根本的な帰属の誤り」と心理学者が言う傾向が理由だという。

また、この本で解説されている内容により、全然別の本で書かれているテクニックに「そういう意味があるのか〜」とわかった事もある。例えば、経験則的に自分の目標を、ちゃんと肉筆で書いておき、時々それを見る事で目標達成ができるようになる、というアドバイスがビジネス書などでよく登場する。これは「積極的コミットメント」と同書では呼ばれ、単に頭の中で「こうしたい」と考えるより、「こうします」と書き出すことが自分で自分に対してコミットメント…約束をしたという事になり、常に目標への意識がとても強化されることが理由だそうだ。

影響力の武器」、「影響力の武器 実践編」で書かれている人間の様々なバイアス…確かにそれを悪用することは問題外だが、なるべく摩擦を無くして他の人とうまくやっていくために、変に他の人から誤解を受けないようにするために、そして変な勧誘に間違っても引っかからないようにするためにも、人間の持つ既知の不具合をちゃんと知っておくことは有意義だと思う。どんなに便利になっても、最終的には人と人の関係で世の中回っている訳だから。同様な内容を扱っている書籍「予想どおりに不合理」も含めて、この3冊は知っておいた方が良い内容が結構ある良書。

« 前のページ 次のページ »