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助走期間ブログ

現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。

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“LifeHack”タグをつけられた記事一覧です。

登録日時: Aug 2009

仕事脳を強化する記憶HACKS – ITで外部記憶を作るためには

仕事脳を強化する記憶HACKS – ITで外部記憶を作るためには

仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック) ~ITツールを駆使して”第2の脳”を使いこなせ! (デジタル仕事術シリーズ)仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック) ~ITツールを駆使して”第2の脳”を使いこなせ! (デジタル仕事術シリーズ)」を読んだ。この本は私も日常的に使っているiPhoneやMac・PC、ネットの各種ツール ––– 例えばEvernoteやFrientFeed、OmniFocusなど ––– を活用し、自分の記憶を外部化する方法についてイロイロとヒントを提供してくれるものだ。
この手の様々なツールの使い方に関してなら、ネットを巡ればもっと詳しい(そして最新の!)情報が手に入るのは間違いない。従って、本に求めるのはこうしたITツールの効果的な活用方法・応用方法という事になる。

正直を言えば、GTDを(まがりなりにも!)実践していたり、Evernoteを日常的に使っている者からの観点からすると、IT機器による記憶の外部化というコンセプト自身は、何をいまさら…という気がしないでもない(単なる新しモノ好きというコトだ!)。一方で自分はまだまだ相当にアーリーアダプターな部類であると認識しているので、ようやくこの手の分野も裾野が広がりはじめたのか!と嬉しくなったりする。

この本が良くできている点は、きっとツールと利用状況を合わせて語っている点だと思う。「ツールを使ってハック♪」というだけに留まっていない点なので、箇所ごとに私のようなヘビーユーザーでも「知らなかった!」とか、「それは良い考え!」と思わせるところがある。一番印象に残ったのはメタ記憶という言い方。つまり、IT機器で外部化した記憶がどこにあるのか?どういうカタチで取り出せるのかに関する記憶…というコト。このメタ記憶の方が暗記力よりも日常では重要になっていくのかもしれない。

いずれにしても、私のとってまずはTIPS拾い読みというカタチになってしまったが、逆にまだ外部記憶ツールを活用していない、もしくは活用しようかな?と考えている人に取っては、結構情報がまとまっていて良い本なのではないかと思う。
ちなみに私のIT外部脳は以下の通りだ。

同書で紹介されているモノもあれば、そうでないモノも。この手は自分に合ったツールを選ぶのもまた1つの重要なファクターだったりする。

登録日時: Aug 2009

The Power of Less – 減らす技術

減らす技術 The Power of LESSZen Habits ––– 本ブログでも引用させていただいていることはもちろん、ライフハッカーなど多くのブログのネタ元になっている、ライフハック系ではメチャクチャ有名なブログである。このZen Habitsを主宰するレオ・バボータさん著の本「減らす技術 The Power of LESS」が翻訳されて日本でも出版されたので、昨日買って一気に読んでしまった。
つい多くなりがちな様々なモノ、ネットなどで分断されてしまう時間、増えてしまう細々としたタスク…そういったものを出来る限り減らして、整理していって、限りある自分の時間やパワーをもっと価値・意味のあるものに集中して使おうという内容。そして概念論だけでなく、実際にどうすれば良いか?というテクニックについてもZen Habitsの内容をベースに教えてくれる。

中でも、この本の中で一番重要な点は、単に生産性を上げるということだけを考えるのではなく、「本質に迫ること」を選び、それに全力集中すること…シングルタスクでいくことによって、本当の意味でプロダクティブになれる。そのためにも自分が今一番しなくてはいけない事は何か?を見極め、自分のタスクを選択していかなくてはいけないという点。複雑になったライフスタイルから必要でないことはどんどん捨てていく努力をしなくてはいけないという。

私が人生に求める「シンプル」とは、やることそのものを減らすことだ。しっかりと選択をして、これまでよりも大きな結果を出すのだ。

また、新しいことを始める、自分のライフスタイルを「カイゼン」するコツとして、ワンゴール式を提案している。つまり、あれもカイゼン、これも改善…ではなく、まず今月はこの点だけ、来月は…というように、1つの事だけに集中して物事を変えていくようにすることを勧めている。
また、最初から大きなハードルの目標を立てるのではなく、ほんの少しの努力で変えられる「はじめの一歩」を設定し、それがうまくいったらさらに…という具合に進めていくこと ––– 要は小さな成功体験を重ねていくということだ。さらにその小さな目標に達したらお祝いする…という具合に進行していくと、自然と改善がエスカレートし、大きな変化を作ることが出来る。それが出来ると大きな自信がつくがつくので、また別の事を…という具合に多くのことに変化を出すことができる。

このように選択するためにどうすればいいのか? 集中する際のコツは? そのための仕事術は?というような点にも具体的な手法で答えてくれたり、考えるコツを明示してくれる事も本書の良いところ。内容はライフハック系なのだが、1つのコンセプトに沿って編集されているので、断片的な情報よりも体系立てやすい。
とても読みやすい本なので、私はほんの1時間で読み終えてしまった。とはいえ内容はイロイロと再読する必要がある事も多い。情報の洪水、タスクの濁流に押し流される前に折に触れて読み返し、自分の今のライフスタイルはちゃんとシンプルさをキープしているか?を検証していきたいな、と思わせる内容だ。

登録日時: Jul 2009

モーニングページは、なんとか継続中

r0010587本ブログの方は更新がトビトビになってしまい、申し訳ない。仕事を終えて帰宅すると、すっかり疲れて眠くなってしまい、エントリを書く気力すら起きないという状態。これではダメなので、量は少なくても、毎日続けられるようにしたい。
一方、個人的なアイデア出し手段である「モーニングページ」はなんとか毎朝続けられている。このモーニングページとは、朝一番にアイデアでも何でも良いから思いついたコトを手書きで書いていくこと。下らない内容でも何でも構わないから、毎朝起床後すぐに3ページくらい欠かさず書き出していく。

これは元々書籍「リファクタリング・ウェットウェア」に掲載されていたコトで知ったテクニック[参照:リファクタリング・ウェットウェア – 脳を再設計する方法]。継続していくコトでひらめきを得る上で非常に効果的であり画期的なアイデアの芽が得られる可能性もあるという話。何故かと言えば…。

朝一番に書くため、自分で思っているほどには目覚めておらず、まだ無意識が優位な状態にあるわけです。心理的なガードが完全ではなく、現実の世界にあまり適応していません。

…という話。このコトを前回のファシリテーション協会 懇親会にいらっしゃった人材開発専門(某IT企業関係だそうだ)の方に話したところ、実際にこのモーニングページの手法は人材開発分野でもよく知られており、「アイデアを出すために良い習慣ですよ」と褒めていただいた。…ならば続けていかないといけないだろうなぁ。

正直、“画期的なアイデア”はまだまだ僕のモーニングページからは出てきていない。画面をクリアに見せるデザインのアイデアなどチョボチョボという感じではある。とは言え、魔法ではないのでひたすら続けてみるコトが肝心なので、是非続けてみようと思う。
それにしても本ブログはすっかり自分にプレッシャーをかけるコトが目的になってしまったなぁ…。

登録日時: Jul 2009

整理HACKS! – 久しぶりに登場したHacks!シリーズ

整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣PLANNING HACKS!」や「IDEA HACKS!」などで評価が高く、また私も楽しんで読むことが出来たHacks!シリーズの最新刊「整理HACKS!小山隆介 著が出たので、早速買って読んでみた。単に部屋や仕事場の机の整理方法に留まらず、様々なライフハックのアイデアが掲載されており、「整理」というキーワードに惑わされない「ライフハック本」だと認識した方が良いかもしれない。
また、以前のHacksシリーズと比べてもiPhoneやクラウドのネットサービスを活用するハック手法の紹介が増えており、より参考になる人もいるだろうし、逆にちょっと自分には合わないかも…と思ってしまう場合もあるかもしれない。

書類整理ハック手法に関しては、PFU SnapScanによって書類、書籍などはデジタル化してしまって紙モノはすぐに捨てる。またデータはSugarSyncなどのクラウド系サービスにより「いつでも・どこでも・iPhoneでも」また、別サーバに持つことでデータ消失リスクも少ない点などが挙げられたりしている。他にもEvernoteGMailの利用ティップス等々。

正直、ある程度の規模の会社に勤めていると、そう簡単に外部サービスを使う事がコンプライアンス上などの理由でできない可能性がある等、若干以前よりもハックをする人を選ぶ傾向が出てきたかな?という感じだ。逆に、私の場合はそうしたサービスを既にパーソナル目的でガンガン使い倒している方であるため、そうした情報の必要度はそれほど高くはなかった。
どちらかと言えば、紹介されているような各サービスをそのまんま使いこなすか?というより、その根本のコンセプトである、データをどのように持ち、どのように活用すれば効率的か?という部分を参考にして、自分の環境に当てはめてみる…という1ステップ踏んだハックの応用を考えた方が良い。

もちろん、他にも不要な本はどんどん捨てることで、整理できるだけではなく、もっと本を買おうという気に自分をさせる方法や、報告書の書き方、果ては上手な通販の使い方など「すぐに役立つ」系のハックもいくつも掲載されている。(それが「整理」なのか?という疑問は置いておいて)
こうしたHack系の本は、1つか2つ自分に合うヒントが得られればそれでOKくらいの気楽な気持ちで読んだ方が良いのではないか?と思っている。そうした意味で、私はこの本で紹介されている89+1のうち、応用する事も含めて8コ使えそうなアイデアを見つけたので、まぁ元は取った方かな?と思う。

最後のおまけ的ハックとしてPokenを利用する事が紹介されていた。既にネットユーザーの間で話題も一巡した感じのある電子名刺Pokenだが、こうした本に紹介されて普及が進むとPoken利用可能な機会が増え、利便性が高まるかもしれない。ちなみに私はPokenを手に入れよう…と思いながらいつも買いそびれていたので、ちょっとこの機会に手に入れてみるのも悪くないか?と思っている。

[参考リンク]シゴタノ! —    『整理HACKS!』-進化したライフハック

登録日時: Jun 2009

リファクタリング・ウェットウェア – 脳を再設計する方法

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法現在、茂木健一郎の本など、「脳をどう活用するか?」という本がよく出ており、一種の「脳ブーム」。そんな中、コンピューター関連の技術書で有名なオライリーという米国の出版社から「リファクタリング・ウェットウェア」という本が出版された。普通の脳活用本と違うのか?一緒なのか?興味があるところだ。

ちなみに書籍名のリファクタリングとは、プログラムの外部から見た動作を変えずにソースコードの内部構造を整理することを示すプログラミング用語、そしてウェットウェアとは右耳と左耳の間にある、生体情報処理組織…つまり脳を意味する。
筆者は「達人プログラマー」という本の共著者で、アジャイル開発分野などで有名というアンドリュー・ハント氏。ソフトウエア開発現場の視点から、どのようにして自分の脳を開発し、学習や効率化に活用するか?を述べている。

本エントリの内容

  1. ドレイファスモデル ––– 達人と初心者は違う
  2. 脳の2つの動作、LモードとRモードをうまく同期させる
  3. 脳のデバッグ
  4. まとめ

1. ドレイファスモデル ––– 達人と初心者は違う

同書でまず最初に紹介されているのが、ドレイファスモデル ––– ある分野が初心者から達人に移行するに従って単に能力が違うというだけではなく、認識の違い、取り組み方、メンタルモデルや学習方法にも変化があらわれるといい、初心者、中級者、上級者、熟練者、達人の5段階において異なった仕事の仕方を求めることが必要と説く。このモデルはパイロット分野で調査され、特に看護師の能力開発に応用されて成果をあげたそうで、実際ググると看護師養成カリキュラムなどが多くヒットする。

ドレイファスモデルでは、初心者にとってはマニュアルやレシピ、ディシジョンツリーなどミクロに関する情報が非常に有用であるのに対して、上級に至るほどマニュアルに無いことの問題解決能力・全体を見る力が備わってくる。さらに最上級の達人になると直感が働き、理論的に説明できなくても「何かがおかしい」などと感じられるようになる…という域になるとのこと。

逆に熟練者、達人に対してマニュアルを強制することにより、パフォーマンスを著しく下げる ––– せいぜい中級者程度まで落とすことになるという。達人の勘=非言語的能力をすべて制限することが理由とか。メンバーの能力総和よりチーム全体の能力が低くなる現象など、よく聞く組織問題の1つの側面かもしれない。また、自分が未熟なことに対して無自覚 ––– つまり初心者級なのに上級者だと勝手に自覚しているなど、要は「自分が無知であること」を分かっていないという状況を同書では「二次無能力」と呼び、相当に意識のバイアスが入ってしまう点にも注意を呼びかけている。

2. 脳の2つの動作、LモードとRモードをうまく同期させる

達人になるに従って出てくる、なんとなくココがおかしい…などの勘、どこからかわき出てくるアイデア、そういったものの源泉は?どう強化すればいい? そうした件について同書では脳のLモードとRモードという仕組みモデルを提示する。
LモードはLinear…論理的処理、言語処理を行うモードであり、RはRichの略で非線形、非言語、空間認識、パターン認識などの処理を行う。両者は同時に意識化されず、1つが優勢ならもう1つがバックグラウンドに隠れるとか。そして達人の非言語的能力はRモードに由来するという。

このあたりになると若干「非科学的」、「オカルトちっく」な匂いがしてくるかもしれない。よく言われてきた右脳思考方法だったり、潜在意識領域の利用方法などという事になる。
一方で間違いなく、仕事の勘やうまく言葉で説明できない感覚、なんとなく閃いたアイデアといったものは存在する。これをどうやって活用するのか? MBAなどでも紹介されているモーニングノート(朝起きたてのLモードが非活発な時に自分の考えを書く)ことや、散歩・迷路散策などでLモードを抑えRモードを活発化する具体的な手法を提示してくれている。

尚、同書の紹介方法の特徴は、Rモード万歳!潜在意識のみを徹底活用!という事ではなく、いかにしてRモードで手に入れた非言語情報をLモードに落とし込み、最終的に活用できるカタチするか?という事が大事だそうだ。L、Rどちらかのモードではダメ、2つの要素を同期する事がポイント。ただしLモード利用が現実的に理解を得やすいのに対し、Rモード活用への理解が進んでいないためRモードに関する説明が先行するという。いずれにしても、このLモード・Rモードに関する説明が本書のキーポイントだろう。

3. 脳のデバッグ

一方、脳にはどうしてもバグというか、トラブルの元となるいくつかのバイアスがあると言い、これをどう回避するか?これにどう対応するか?がもう1つの課題だと述べている。

認知バイアスにより、自分に都合良く解釈するなど、実際のこととは違うカタチで認識してしまう…事実を歪んで見てしまう事。世代間による気質の違いによる潜在的なバイアスも無視できない点だと指摘している。

さらに興味深かった点としてはトカゲの論理…つまり人間の脳の奥には爬虫類脳というような生存のための脳があり、その部分が逆に人間活動に悪影響を与える ––– 具体的には支配欲、縄張り、威嚇など宜しくない行動のベースになっている事を紹介している。(同様の記述は全脳思考にもあった) 同書ではこうした脳のバグという面を十分に認識した上で前述のRモードを活用するようにと言っている。

4. まとめ

このように「リファクタリング・ウェットウェア」は一線級のエンジニアが書いたというちょっと特殊な脳に関する本。ドレイファスモデルによる達人の説明の切り口は斬新な点があったが、他の部分では様々な経営・企画に関するビジネス書、デザインや発想の本などで出てくる「発想/言葉にできない感覚をどう捕まえればよいか?」という点と似ている事柄も少なくない。

それでも私がこの本を気に入って紹介する理由として、論理性が重視されるとはいえ、エンジニア自身がパワフルになるためにはやはり発想・創造性が非常に求められる点をあらためて強調した事、そして本書も含め様々な分野からRモードとか潜在意識など一見怪しげな話が最近出てくるのは、そこに何か共時性・可能性があるせいかもしれないな…とも思っている。もしかすると、後数年後には「潜在意識、非言語情報は活用して当たり前でしょ!」という状況に切り替わっていくのかもしれない。
また、この類の本をあまり読んだことのないエンジニアなどの方々にとっては、エンジニア視点から書かれているので、読みやすいという効能もあると思う。

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