助走期間ブログ
現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。
現在“助走期間”なフジキの日々を報告いたします。
タグ記事一覧
“Presentation”タグをつけられた記事一覧です。
登録日時: Mar 14 2010

プレゼンテーション Zenという本を読んだ。これはパワポで作られた箇条書きだらけの「ありがち」なプレゼンではなく、本当に内容が伝わるプレゼンを行うために、よりシンプルでかつ感情に残るカタチ、方法について提言、さらには具体的な手法の解説をする内容の書籍。また翻訳書ながら日本在住の筆者は題名にもなった禅や柔道、さらには弁当のような日本的なモノを例に語っているところも面白い。
僕は少し前は営業担当者用のプレゼン用スライドや資料制作などをお手伝いすることが多く、その中でどうすればお客様に「伝わりやすい」内容にできるかでかなり悩んだこともある。そうしたコトから、ヒントを得ようと何冊かプレゼン制作のための本を手に入れたが、この本が一番心に残り、またチャレンジしがいのある内容ではないかと感じた。特にビジュアル・コミュニケーション関連内容が優れていると感じた。そうしたアプローチに関心のある方には良い資料になると思う。
[主な内容]
何をどのように伝えたいのか?それをまず最初にキチンと考えて、アナログ的にシナリオを練らないと、プレゼンテーションは到底うまくいかないと同書は指摘する。情報発信者自身の頭の中がクリアでないならば、受け手は間違いなく理解不能。可能な限り要点をシンプルに、そして伝わりやすくするためにはどうすれば良いか?これをプレゼンテーションの資料やスライドなどを作成する前に徹底的に組み立てる。
同書ではプレゼン内容を可能な限りシンプル化し「エレベーターテスト」…つまり30秒程度の短い会話でも伝えられるくらいまで入念な要点の検討、シナリオ準備をすべきであると指摘する。そしてパソコンを使ってPowerPoint等に向かうのはその後である、と。

同書は、スライデュメント…スライド兼ドキュメント(配付資料)の制作物を作るべきではないと指摘する。大抵のビジネスの現場はまさにコレを制作し、プレゼンする者はそれを読み上げるカタチが極めて多い。それ自体が誤りだ、と。
スライドはあくまでもプレゼンのスピーカーを補佐し、受け手の記憶に残ることを最大限に考慮した内容、そして配布資料はスライドとは別の役割(より詳細な情報の提供…これがあることでプレゼンやスライドをシンプル化できること)を持たせるべきである…つまり別々に用意することを強く推奨している。
デザインは欠くことの出来ない要素である。それは情報を整理し、メッセージをわかりやすくする方法であり、説得力を高める手段でもある。
その上でスライド自体は伝えたい内容が明確なS/N比が高いこと…つまりノイズが少ないクリアなデザインであることを推奨し、極めて一般的な各スライド毎に会社ロゴが入るデザインすら見直すべきと提言している。
またデザイン面ではビジュアル指向で写真などを効果的に利用し、テキスト情報を抑えるアプローチを提案している。また余白はレイアウトに気を配り、受け手がプレゼン内容を記憶するための様々な手法について説明している。実際にどのようなデザインを行えばよいのか?という点について、豊富なサンプルと共に詳しく説明を行っているのが本書の大きな特徴。
さて、準備もでき、制作物もそろった状態で本番に挑むことになる。その際の心構えとして同書は剣術や柔道などを例にして説明している。
- 自分自身、及び自分の置かれた現状を注意深く観察する。
他者や、周囲の状況をじっくり見極める。- 何事に関しても先手を取る。
- 十分に考慮した上で、決断力を持って行動する。
- 限度をわきまえる。
- 中道を行く
上記は嘉納治五郎の柔道5原則だそうで、またプレゼンテーションの原則としてもマッチしているという。
プレゼンテーションは単なる一方通行の発表の場ではなく、相互コミュニケーションの場、さらには意志決定のための場…それだけに相手を意識した本気の勝負…というキモチが必要なのかもしれない。
書籍「プレゼンテーションZen」の内容を極めてシンプル化して行ってしまえば、スティーブ・ジョブズ的なプレゼンを作る方法となるかもしれない。シンプルで説得力のあるグラフィック、そして何よりも発言者、そして発表内容が受け手の記憶に残るよういちばん情報が引き立つための手法…ということ。
特に「プレゼンテーションZen」で紹介された内容、特にグラフィックの制作に関してはいままで説明されている書籍は希だったと思う。をストレートに自分の仕事に生かすも良し、部分的にでも取り入れてちょっとでも「ひと味違う」プレゼンをするためのヒントにする上でも役立つ本だ。
登録日時: Apr 18 2009

プレゼンの方法などに関する本(例:戦略的プレゼンテーションの技術をいくつか読むと、メリットを3つ挙げて…とか、選択肢を3つ用意して、大項目を3つにして…というように「3」という数字がマジックナンバーのように、よく出てくることが多い。“なんとなく”わかった気になるのだが、理由を知りたいなと思っていた。そして、和田秀樹さんの「深く考え、すぐ動け―スピード発想の極意
」を読んで、「3」の持つ意味が少し解り始めた気がするので、少し紹介したい。
A案にしますか?それともB案?という質問、Yes?それともNo? 2択のどちらかで白黒をつけるのは心理的に圧迫感がある。もう1つのC案という第3の選択肢を提示することで、選択に対するストレスが低減する。同書では、自分の判断方法という意味で書かれていたが、当然プレゼンされた側が選択を行う時にも有効だろう。
また、3つ目のC案に発想の飛躍を持ち込んだり、若干はみ出した内容にすることで、可能性を示す…結果として本命のAかB案に落ち着くにしても迷いが無くなる(少なくなる)という効果があるという。
1つしか案を提示しないのは論外だが、3つの案というのは安定感があり、「ちゃんと多く考えてきた」という認識になりやすい。ただし4以上の案では「多すぎる、もっと絞り込めないのか?」という印象が強くなってしまうという。
選択肢以外のプレゼンについて。例えば何かの「強み」を挙げるときも上記同様に3つ挙げることで多すぎず、少なすぎないという印象を与える。発言側は「あれも言いたい、これも言いたい」になりがちだが、絞り込んで3つに収斂させると伝わりやすい。(言いたい事を沢山言った挙げ句、受け入れられなかったら元も子もない。)
3は奇数…当たり前だが、結果として2で割り切れないので同点にならないという事。具体例としてある商品のメリットの提示を考えてみる。プレゼンでメリットを3つ提示した場合、仮にお客様が3つのうち、2つに納得していただけたら、「2対1」でかなりお客様はその商品に対して良い評価/結論を出していただける。1対2になってアウトになるかもしれないが、いずれにしても判断が早い。
では奇数なら何でも良いか?と言えば仮に「7」を挙げれば、4対3で微妙に優勢…という状況も考えられる。この場合簡単に判断が付くか?と言えば、「もうちょっとじっくり考えてから」となる。2対1でも4対3でも1点差には変わりないが、心理的な差は全然違う。
プレゼンを“結論を導く/判断するための場”と考えるならば、要素を3つ提示することで、逆にクリアな判断を得やすいというポイントがあると言える。
現在助走期間中のクリエイティブ・ディレクター/Webデザイナー。このBlogは期間限定で、仕事のことをはじめ、さまざまな考えていること、日々行っていること等を紹介します。どうぞよろしくお願いします。
本ブログ以外に、以下のSNSサービスによるコミュニケーション・情報発信などもしています。ご興味のある方は是非ごらんになってください。
Blog Book Bossa Nova Branding Brasil Brightkite Business Camera Color CSS Design Desk EOS Evernote Experience Eye-Fi Facilitation Gadget GR Hardware Idea iPhone LifeHack Mac Memo Music Net Personal Branding Planning Pocket WiFi Presentation RSS Stationary Summer Theme Time Management Training Twitter Unclutter VAIO P Web Development Windows WordCamp WordPress Working Environment